四畳半神話大系

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

先週図書館で借りて来て読んだ
森見登美彦の本は読んだことなくて、もっと小難しい感じかと思ってたんだけど
全然そんなことなくて普通に読みやすかったです
あのときにあれを選ばなければ明るい今があったかもしれないのにって言いながら
それを選んでも結局今と変わらない今があるっていうお話でした
もっと勉強してればよかったとかサークル入っとけばよかったとか
わたしも大学に行ってた時よくいろいろ後悔みたいなことしたけど
結局こんな感じだったのかもしれないなあってなんとなく諦めついた感
別に投げやりになってるわけじゃなくてね
それってつまり今から何を選んでも生き方そのものを変えなければ
未来にたいした変化は起きないってことでしょうね
生き方そのものってそんなに変わらないだろうし、
そもそも変えようと思う転機みたいなのがないと変えようとすら思わない気がする
いまとたいして変わらない未来だってまだ見てないんだし
この本みたいにその選択を外側から見たりできないし
なんていうかそういう意味での諦めっていうか決心っていうか まあいっか


もちぐま